クレーン・デリック運転士(限定なし)は、労働安全衛生法に基づく免許です。
主に、つり上げ荷重が5トン以上のクレーンやデリックを運転するために必要となる重要な資格です。公式案内では、天井クレーン、橋形クレーン、ジブクレーン、ガイデリック、スチフレッグデリック、ジンポールなどが例として示されています。
ただし、つり上げ荷重が5トン以上のクレーンでも、床上操作式クレーンなどは、所定の技能講習を修了することで運転できる場合があります。
限定なしを取得すると、公式案内では「すべてのクレーンとデリックを運転できます」と説明されています。
ただし、ここでいうクレーンには移動式クレーンは含まれません。また、船舶に設置された揚貨装置も別の種類の機械です。そのため、移動式クレーンや揚貨装置を運転する場合は、それぞれ別の免許などが必要になります。
現場では、法律で定められた免許や講習が必要な作業が多いため、安全に作業するための重要な資格です。
もともと、クレーン運転士免許とデリック運転士免許は別の資格でしたが、平成18年(2006年)の制度改正により統合され、資格名はクレーン・デリック運転士になりました。
| クレーン | 動力を使って荷物をつり上げ、水平に運ぶことを目的とする機械です。移動式クレーンとデリックは除かれます。 |
| デリック | マストやブームを備え、別に設置された原動機によってワイヤロープを動かし、荷物をつり上げる機械です。 |
クレーンとデリックはよく似た機械ですが、法令上は別の機械として扱われます。厚生労働省の説明では、デリックは原動機を別置するものとしてクレーンとは別種類の機械に区分されています。