クレーン・デリック運転士 過去問
令和8年(2026年)4月
問2 (クレーン及びデリックに関する知識 問2)
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和8年(2026年)4月 問2(クレーン及びデリックに関する知識 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- バンドブレーキには、バンドを締め付けたときにバンドが平均して締まるように、バンドの外周にすき間を調整する摩擦パッドが配置されている。
- 電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放する。
- 足踏み油圧式ディスクブレーキは、運転室で操作する天井クレーンの走行用やジブクレーンの旋回用に用いられる。
- ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造のものである。
- つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の150%以上に調整する。
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この過去問の解説 (2件)
01
クレーンのブレーキに関する問題です。
ブレーキは安全に直結する重要な部分なので、頭に入れておきましょう。
バンドブレーキには、バンドを締め付けたときにバンドが平均して締まるように、バンドの外周にすき間を調整する摩擦パッドではなく、ボルトが配置されています。
このボルトを均一にトルクレンチなどを使用して締めていきます。
正しい記述です。
電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放します。
「ばね」と「押上げ力」の部分を逆に覚えないようにしましょう。
正しい記述です。
足踏み油圧式ディスクブレーキは、運転室で操作する天井クレーンの走行用やジブクレーンの旋回用に用いられます。
特にクレーンに乗る際に足元にあるので通行に注意する必要があります。
正しい記述です。
ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造のものとなります。
正しい記述です。
つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の150%以上に調整します。
この150%という値は良く問われるので覚えておきましょう。
ブレーキの仕組みを知ることで事故を未然に防ぐ事にもつながるので、忘れないようにしましょう。
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02
ここで問われているのは、各装置のブレーキについてです。ブレーキ構造を理解すると簡単に解けます。
不適切です。バンドブレーキのバンドは柔らかい金属(軟鋼製)でできており、そのバンドの内側に摩擦パッドが配置されています。そのバンドを回転分(ドラム)に締め付けることでブレーキが制動します。ブレーキを解放した時にバンドが均等に緩むよう隙間を調整するのはボルトです。
適切です。電動油圧押上機ブレーキはバネにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキを解放します。ドラム型電磁ブレーキや電動油圧押上機ブレーキもバネにより制動を行います。ブレーキの制動を解放する構造が異なるだけです。
適切です。足踏み油圧式ディスクブレーキは、運転室にあるペダルを踏むとブレーキがかかる構造です。天井クレーンの走行用やジブクレーンの旋回で使用されます。油圧を使ってブレーキを制動させるので、メンテナンスが大変です。空気が入らないようする、油漏れがないことの確認が必要になります。
適切です。ディスクブレーキは、ディスク(円盤)をブレーキパッドで両側から挟み込み、円盤を止める構造のものです。車で一般的に使用されているブレーキと以上に似た構造です。
適切です。つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重の荷をつった時にかかるトルクの150%以上に調整します。
ブレーキは摩擦力を使い、回転物を止めるものです。細かく考えるのではなく、何でブレーキを制動させるのか、何でブレーキを解放するのかを覚えると良いと思います。
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