クレーン・デリック運転士 過去問
令和7年(2025年)10月
問28 (原動機及び電気に関する知識 問8)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和7年(2025年)10月 問28(原動機及び電気に関する知識 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

クレーンの電気機器の故障の原因などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  • 集電装置の火花が激しい場合の原因の一つとして、集電子が摩耗していることがあげられる。
  • 過電流継電器が作動する場合の原因の一つとして、電動機の回路が断線していることがあげられる。
  • 電動機が停止しない場合の原因の一つとして、電磁接触器の主接点が溶着していることがあげられる。
  • 電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、負荷が大きすぎることがあげられる。
  • 電動機が起動した後、回転数が上がらない場合の原因の一つとして、電源の電圧降下が大きいことがあげられる。

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この過去問の解説 (1件)

01

適切でないのは、「過電流継電器が作動する場合の原因の一つとして、電動機の回路が断線していることがあげられる。」です。
断線はふつう電流が流れにくくなる状態なので、過電流(電流が大きすぎる状態)とは反対の方向になりやすいからです。

選択肢1. 集電装置の火花が激しい場合の原因の一つとして、集電子が摩耗していることがあげられる。

この記述は合っています。
集電子がすり減ると、トロリ線などとの接触が悪くなり、電気が飛びやすくなります。その結果、火花が増えることがあります。

選択肢2. 過電流継電器が作動する場合の原因の一つとして、電動機の回路が断線していることがあげられる。

この記述が適切ではありません。
過電流継電器は、電流が流れすぎたときに働きます。
一方、断線は回路が切れて電気が通りにくくなるので、基本は電流が減る(または流れない)方向です。
過電流の原因としては、「負荷が重すぎる、機械がかみ込んで回らない、短絡、欠相」などが代表的です。断線という言い方だけでは、過電流の説明としてズレが出ます。

選択肢3. 電動機が停止しない場合の原因の一つとして、電磁接触器の主接点が溶着していることがあげられる。

この記述は合っています。
主接点が溶着すると、スイッチを切っても接点がくっついたままになり、電動機に電気が入り続けるため停止しないことがあります。

選択肢4. 電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、負荷が大きすぎることがあげられる。

この記述は合っています。
負荷が大きすぎると、回り始めるための力が足りず、うなり音だけして回転できないことがあります。これは起動時によくある不具合の一つです。

選択肢5. 電動機が起動した後、回転数が上がらない場合の原因の一つとして、電源の電圧降下が大きいことがあげられる。

この記述は合っています。
電圧降下が大きいと、電動機が出せる力が弱くなり、回転数が上がりにくいことがあります。配線が細い、距離が長い、他の機器の影響などで起こります。

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